ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドと全く同じ化学的、物質的特性を備えた本物のダイヤモンドです。同じ硬度、輝き、美しさを持ち、専門の鑑定士でも肉眼で判別することは不可能です。類似石と呼ばれるキュービックジルコニアやモアサナイトとは異なる、人工的な環境で成長させたダイヤモンドです。

天然ダイヤモンドは自然環境下で成長するため、周辺の不純物を取り込みながら成長するという特徴があります。本来、ダイヤモンドは炭素のみで結晶化することが可能ですが、ほとんどの天然ダイヤモンドは不純物として窒素を含んでいます。稀に窒素をほとんど含まない高純度なダイヤモンドも存在しますが、全体の2%未満という非常にレアなダイヤモンドになり、TYPE-2のダイヤモンドと呼ばれます。ラボグロウンダイヤモンドは成長の環境が制御されているので、全ての無色のラボグロウンダイヤモンドはTYPE-2のダイヤモンドになります。ラボグロウンダイヤモンドは、窒素を含まないピュアで美しいダイヤモンドです。

ラボグロウンダイヤモンドは、新しいダイヤモンドの選択基準として環境と社会への配慮と安心を提供します。天然ダイヤモンドは他の地下資源同様、採掘に際して自然環境と生態系に大きな影響を与えることがわかっています。天然ダイヤモンドの採掘はその影響を最小限に抑えるための措置を講じていますが、ラボグロウンダイヤモンドは高度に管理された施設で成長する為、大規模な採掘や森林の伐採を必要とせず、またダイヤモンドを成長させるのに必要なエネルギーが地下から採掘する場合よりも少ないため、環境への影響が大幅に少なくなります。

ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドに比べ生産コストが低く、また中間コストが少なく、安定供給が可能なためリーズナブルな価格を実現しています。同じサイズ、品質のダイヤモンドであればサイズが大きくなるほど天然ダイヤモンドとの価格差が大きくなります。また同じ予算であれば天然ダイヤモンドの倍以上の大きさのダイヤモンドを購入することが可能です。